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飯嶋桃代+斎藤英理「煙が消えるその前に」

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戦後80年の節目の年に開催された展覧会「煙が消えるその前に」(飯嶋桃代+斎藤英理/横浜市民ギャラリー/2025年4月3日–4月13日)。横浜・根岸外国人墓地に眠るとされる「混血児」の逸話を起点に、飯嶋桃代と斎藤英理が往復書簡を重ねながらそれぞれ作品を制作した。
〈マイクロアグレッション〉と〈混血児の墓〉という二つの視座から、名づけと不可視化、見る/見られる関係の非対称性を問い直す。蝋、ブロンズ、映像、音声など多様な表現を通して立ち現れた思考の軌跡と展示風景、対話を収録した記録冊子である。

デザイン:加納大輔
印刷製本:グラフィック、NEUTRAL COLORS
発行日:2025年11月30日

サイズ:B6
発行部数:200部
価格:500円(税込、送料込み)

飯嶋桃代
1982年横浜市生まれ、東京都在住。社会と個人、家族と個人といった関係性をテーマに、神話や民話、あるいは地域に伝わる逸話をモチーフとして、古着や食器などの身近な日用品をパラフィンワックスに封じ込めてカーヴィングの技法で造形する立体作品を制作している。近年の主な展覧会に「Sphinx – 人間の台座」(ギャルリー東京ユマニテ、東京、2024年)、「TAMA VIVANT Ⅱ 2021 —呼吸のかたち・かたちの呼吸」(多摩美術大学、東京、2021年)、『東京都美セレクショングループ展2021「暗くなるまで待っていて」』(東京都美術館、東京、2021年)、「Home Bittersweet Home—カケラのイエ」(shiseido gallery、東京、2015年)、「パランプセスト重ね書きされた記憶/記憶の重ね書き」(gallery αM、東京、2014年)等。上映として「イメージフォーラムフェスティバル2020」(シアターイメージフォーラム、東京、2020年)。
https://www.momoyoiijima.com

斎藤英理
1991年福島県生まれ、東京都在住。記憶や認識といった、目に見えない不確かな動態をモチーフに、主に映像メディアを用いて作品を制作している。表層的な言葉や分類ではとらえきれない、自分のなかにある揺らぎや曖昧さに向き合いながら、そこに浮かび上がる気配や記憶をそっと留めるような表現を探っている。近年の主な展覧会に、「恵比寿映像祭2025」(東京都写真美術館、2025年)、「Artists in FAS 2024」(藤沢市アートスペース、神奈川、2025年)、「how to make friends」(Art Center Ongoing、2023年)など。上映には、トロント国際映画祭(TIFF Lightbox、トロント、2025年)、EXiS(韓国映像資料院、ソウル、2024年)、Prismatic Ground(アンソロジー・フィルム・アーカイブス、ニューヨーク、2024年)、など国内外多数の映画祭で作品を発表している。e-flux Film Award(ニューヨーク、2024年)ではSecond Prizeを受賞。
https://www.erisaito.info

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